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あの歴史上の人物も痔に悩まされていた!〜日本人編〜

コラム

前書き

痔は現代の病気ではなく、701年の大宝律令の令義解に瘻(ろう)の字が記載されており、大昔から多くの歴史上の人物を苦しめていたそうです。

大河ドラマ「青天を衝け」でも

「俺は生き延びますぜ。いつか、いつかきっとまた、あなたの家臣になるために」

「そうか、常に肛門に中指いれていれば、一生痔を患うこともない」

と長命の秘訣を語る際に痔の予防法を教えるシーンがあったほど。

そこで今回は痔に苦しめられていた歴史上の人物を紹介していきます。

加藤清正

加藤清正は豊臣秀吉の子飼いの猛将(もうしょう)として知られ、熊本城の築城者として、また灌漑(かんがい)土木工事の大家として、“セイショコ(清正公)さん”の愛称をもって今日まで広く尊敬を集めています。

そして清正といえば虎退治で有名ですが、この猛将にも退治できなかった手強い相手がありました。
手強い相手といってもそれは人間や猛獣のことではなく、なんとおしりの病気“痔”のことです。

清正の痔はかなりひどく、一度トイレに入るとなかなか出られず、ときには1時間におよんだそうです。

土木の神様と呼ばれ、熊本での神様扱いはもちろん、江戸でも開運の神様と奉られた清正ですが、トイレに入っているときは“苦しいときの神だのみ”をしていたことでしょう。

どんなに強い人でも、どこかに必ず泣き所があるものなのですね。

榊原康勝

榊原康勝は、徳川四天王の後継ぎです。ゆえに、この先、幕府の土台を支える大事な立場でした。

しかし、大坂の陣から引き上げた先の京都にて、26歳という若さで急逝してしまいます。

死の原因は以前から患っていた〝腫れ物(おそらく痔)〟でした。『難波戦記』によると、康勝は冬の陣で痔が破けて、大量出血。

夏の陣の激戦ではさらに痔が悪化しながら、鞍壷(馬の鞍の真ん中部分)に血が溜まっても、なお戦い続けたと言います。

その激戦後、痔は悪化の一途をたどり、死亡したそうです。

初期に安静にし、この痔を完治させておけば、死ぬことは無かったはずだと言われています。せめて夏の陣に不参戦であれば……。

と思いましたが、榊原家と言えば、徳川幕府の中枢、親藩ですから、偉大なる父の名に恥じぬよう働かねばならなかったので、それは難しい話だったと言われています。

松尾芭蕉

俳句の世界において不世出の人物、松尾芭蕉。
芭蕉が、東北・北陸・近畿地方を160日間かけて歩き、書き残した「奥の細道」。

奥の細道にはこのような1文が記されています。「持病さへおこりて、消入計(きえいるばかり)になん。」(持病まで起こって、苦しみのあまり気を失いそうになった。)

上の文は、芭蕉が旅の途中、持病の激痛に襲われたときの心中を描いたものです。奥の細道の旅で芭蕉の痔は悪化し、出血も多くなり、発句どころではなかったようです。そのために西国への旅も延期されたそうです。

そして、いよいよ西国…という矢先、芭蕉は食あたりが元でこの世を去っています。

この時代に痔の薬として主に使われていたのは、アカメガシワという植物の花から作ったもの。アカメガシワには、「ペルゲニン」という炎症を抑える成分が含まれています。

そこで、その花を蒸し焼きにしてすり下ろし、患部に塗る。すると痔の腫れや痛みが治まったそうです。

夏目漱石

江戸時代から時は流れて、文明開化の明治時代。

その頃、痔に悩まされたのは、『坊ちゃん』や『我輩は猫である』で知られる文豪、夏目漱石。
彼は長年、痔ろうに悩まされ、実に2回に渡り手術を受けています。

「…僕の手術は乃木大将の自殺と同じ位の苦しみあるものと御承知ありて、崇高なる御同情を賜はり度候」

これは、かの文豪夏目漱石が痔ろうの手術で入院中に、友人に当てた手紙の一節です。痔に苦しむ漱石の心情がよく察せられる一節ですね。

当時、痔ろうの手術は今と違い痛みが激しく、なんとその経験は漱石最後の小説「明暗」にまで描かれています。『明暗』は、なんと主人公が痔の診療を受ける場面から物語が展開しているのです。

正岡子規

彼もまた痔ろうを患い、その痛みには非常に苦しめられていたようです。

これは、漱石と子規の間で長年に渡って交わされた手紙をまとめた本ですが、子規は同じ悩みを知る親友、漱石に宛て、

「僕も男だから直様(すぐさま)入院して切るなら切って見ろと尻をまくるつもりに候」と夏目漱石宛に手紙を書いています。

なかなか手術を受ける覚悟のできなかったようですが、あまりの激痛に耐え兼ねて決心をしたのでしょう。

このように一日中座っている作家や、馬に乗ることが多い軍人など、痔は古くから多くの有名人を悩ませてきた病気だったようです。

野口英世

野口英世は世界的な医学者としての業績に加え、努力、忍耐、不屈の人として、戦前戦後を通し、もっとも著名な伝記的人物の一人です。

そんな忍耐の人物にもがまんできない程つらいことがありました。

「実は小生昨年十月頃より痔をなやみ夜分も安眠を不得(えず)、月を追うて重り行く傾向有之候。(けいこうありのそうろう)」

これは、英世が28才の時、恩師にあてた手紙に書いたものです。
さらに英世は、夜眠れないため頭がはっきりせず、“万事うるさく相成申候(あいなりもうしそうろう)”と書き、一日も早く手術を受けたいとしたためています。

しかしその後の手紙にも痔の苦しさを訴えていることから、手術はせずにだましだましおさえていたようです。

まとめ

今回は痔に苦しめられていた日本の歴史上の人物を紹介しました。

痔は現代だけの病気だと思えば、大昔から多くの人を苦しめていたようです。

現代と共通して言えるのは、長く座る職業の人が痔になっています。

痔で苦しまないように、デスクワークの方は、1時間に1回は立つなど、座りっぱなしにならないように心がけて生活していきましょう。

コメント

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