座ったときの痛み、本当に辛いですよね…。
その痛みを少しでも和らげたい気持ちから円座クッションなどを対策グッズを使っている人も多いとは思いますが、どんなに頑張っても毎回あの痛みを完全に防ぐことができないですよね…?
そこで今回は、痔になりにくい座り方と、痔を予防・悪化させないための小ワザを紹介します。
ちょっとしたコツで痛みを軽減することができるので是非試してみてください!
痔になりにくい座り方とは?
しかし、働いているとどうしても、長時間座らざるおえない時はありますよね。
そこでここからは座るときに気をつけることを紹介します。
イスに座る場合
先ほど説明した通り、座りっぱなしの姿勢は、お尻に体重がかかる時間が長くなり、肛門周辺への負担が大きくなります。
そのほかにも、座っているイスが原因で痔を招くことがあります。座面がソファのように柔らかいイスは楽なように思えますが、実はお尻が沈み込むので肛門周辺への負担が増してしまいます。また、座面にビニール系素材を使っているイスは、お尻が冷えやすいため痔を招きやすくなります。
座りっぱなしでの作業が多い場合は、作業の合間に歩いたり、ドーナツ型クッションを使ったりして、肛門への負担を減らしましょう。
床に座る場合
床に座る姿勢は、あぐらや正座、お姉さん座りなどがあります。あぐらやお姉さん座りは、床にお尻がつくので肛門への負担が大きく痔になりやすいです。反対に正座は、一番肛門への負担が少ない座り方です。
しかし、肛門への負担が少ない正座でも長時間同じ姿勢でいれば、うっ血状態になり下半身が冷えます。床に座るときは、ドーナツ型クッションを使うか正座をおすすめします。
ただし、正座でも長時間座るときは2時間に1回は動くようにしましょう。また、正座をするときは、かかとの上に肛門がこないように注意してください。
長時間座りっぱなしになる時はクッション
どうしても長時間座りっぱなしになる時は、クッションなども活用しましょう。オーソドックスな円座クッションのほかにも様々なクッションが市販されています。
素材ややわらかさも様々なので、自分が座ってみて心地良いと感じるクッションを選びましょう。
こちらの記事では、おすすめの円座クッションを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
【痔に悩む人必見】におすすめのクッション5選!上手な選び方も解説
痔の予防に効果的な小ワザ
ここからは、痔を悪化させない・再発させないために効果的な小ワザをご紹介します。
座ったまま行えるトレーニングも紹介しますので、座りっぱなしで席を立つのが難しいときは試してみてください。
座ったままでおしりを動かす
座りっぱなしで、席を立つのが難しいときは、座ったままおしりを動かすだけでも下半身の血行を良くする効果が期待できます。
座ったままで、おしりだけを前後左右に動かしてみましょう。もぞもぞ動いているだけに見えますが、おしりの筋肉を動かすことで血行が良くなります。
肛門括約筋のトレーニングをする
痔を再発させないためには、肛門括約筋のトレーニングをするのも効果的です。
座った状態で構わないので、肛門に力を入れる→緩めるを1~2秒に1回の割合で行ってみましょう。この時、息は止めないでください。
肛門の括約筋だけを動かすので、他の人に動いている・トレーニングをしていると気付かれる心配はありません。
下半身を冷やさないように気をつける
下半身を冷やさないようにするのも効果的です。冷房が効いている部屋で長時間過ごすときは、靴下やひざ掛けを使いましょう。
最近は、おしり用のカイロも市販されていますので、上手に活用してください。
エステー『オンスタイル おしり41℃ 』
おしりの下に敷いて使う、座布団タイプのカイロです。
素早く温まる設計なので、座ってすぐにあたたかさを感じられるのがポイント。
約41℃のほどよい温かさが12時間持続し、持ち運びもしやすいので、1枚持っておくと重宝します。
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B07GSD958D
楽天:https://item.rakuten.co.jp/rakuten24/4902899329506
公式:https://products.st-c.co.jp/detail/450/
痔の主な原因はお尻の血行不良
つらい痔の原因は、辛いものの食べ過ぎや便秘・下痢などと言われることが多いですが、座りっぱなし・立ちっぱなしによる血行不良も痔の原因になります。
座りっぱなし・立ちっぱなしになって下半身の血行が悪くなると、肛門付近がうっ血していぼ痔になってしまったり、排便の際に皮膚が切れやすくなったりしてしまいます。
座りっぱなし・立ちっぱなしと聞くとデスクワーカーや接客業のイメージが強いかもしれませんが、タクシードライバーや交通機関での移動が多い人なども要注意です。
下半身の血行が悪いと、痔が悪化しやすいだけでなく、せっかく痔が治っても再発しやすくなります。
痔になったら、普段の座り方や生活習慣も見直すことが、痔を悪化させない・再発させないためのポイントになるので、意識して生活してみましょう。
まとめ:痔になりにくい座り方について
痔は座り方を気をつけることで悪化・再発が防げます。
座りっぱなしになることが多い人は、こまめに席を立って体を動かし、座りっぱなしを防ぎましょう。
席を立つのが難しい場合は、クッションや座布団タイプのカイロ、ひざ掛けなどを上手に活用して、下半身の冷えを防いでくださいね。
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