痔ろうの症状とは?これが当てはまったら危険!

痔ろうの初期症状はこれ!思い当たる症状があったら病院へ! コラム

痔ろうは男性に多くみられる痔の症状です。

切れ痔やいぼ痔は比較的ポピュラーな痔で、比較的市販薬で治せることもめずらしくありません。一方で、痔ろうは市販薬で治すのは基本的に不可能です。

この記事では、痔ろうの早期発見・早期治療に結び付く初期症状を紹介しています。病院を受診するかどうかの手がかりにしてください。

痔ろうとは?おしりに穴が空いてしまう病気

痔ろうは「あな痔」と呼ばれることもあるように、ひどくなるとおしりに穴が開いてしまう痔です。

痔ろうの症状は、初期・中期・末期に分けられます。

初期 肛門内部のくぼみに便などが入り込んで細菌感染を起こし、くぼみの奥に膿の袋ができた状態になります(肛門周囲膿瘍)。
中期 中期になると、膿を出すためのトンネルができ、初期にできた膿の袋が破れて膿が出ます。
末期 末期になると、排便のたびにくぼみに便が入り込んで炎症を繰り返すようになります。人によっては膿が出てくる管がいくつもに枝分かれしたりするだけでなく、肛門を閉じる手術が必要になることもあります。

痔ろうは、中年以上の男性に多いタイプの痔ですが、稀に赤ちゃんもなることがあります。

子供の痔についての記事はこちら

J子
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市販の薬を使ってもほとんど改善しないことが多く、治療は基本的に手術しかありません

痔ろうになる原因

痔ろうは、肛門にある小さなくぼみに便や細菌が侵入することで起こります。

疲れているときや体調が悪いときなど、免疫力が落ちているときは細菌に感染しやすいので注意が必要です。

J子
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くぼみに細菌が侵入する原因のひとつは、慢性的な下痢です。実際、痔ろうの患者さんには下痢気味の人が多いと言われています。

普段の食事や生活習慣を見直しておなかの調子を整えることで、痔ろうになるリスクを下げることができるので、無理のない範囲で実践してみましょう。

食生活についての記事はこちら

痔ろうチェックリスト:こんな初期症状には注意!

痔ろうになると、切れ痔やいぼ痔とはまったく異なる症状がみられます。

典型的な痔の症状とは違うため、痔ろうと気付かず病院を受診するのが遅れる場合があるのが厄介です。

J子
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次のような症状が見られたら、痔ろうを疑いましょう。

①おしりにしこりがある

痔ろうになると、おしりにしこりができることがあります。

そのしこりの正体は、膿が溜まった袋です。この袋が破れると膿が出て少し症状が楽になりますが、痔ろうが治ったわけではありません。

J子
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なぜしこりができるかと言うと、肛門のくぼみに細菌入り込んで炎症が起きるためです。

特にぶつけたり派手に尻もちをついたわけでもないのに、おしりにしこりができて、痛む場合は痔ろうを疑いましょう。

②肛門が痛む

肛門が痛む際も、痔ろうの可能性があります。特に肛門の周囲が腫れてズキズキ痛む場合は、要注意です。

切れ痔は便秘や勢いの強い下痢によって引き起こされますが、排便時の痛みは長く続きません。

J子
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肛門の周囲が四六時中痛む場合は、痔ろうを疑いましょう。

③発熱がある

痔ろうは、細菌感染によって引き起こされます。その際、発熱することがあるので、38℃以上の熱が出たときは痔ろうを疑いましょう。

④肛門から膿が出てくる

肛門から膿が出ている場合は、できるだけ早く病院を受診してください。痔ろうの可能性が高いです。

中期以降の痔ろうになると、肛門やおしりにできた穴から常に膿が排出されるようになります。最近下着が汚れる・膿が止まらない場合は、様子を見ずにきちんと医師の診察を受けてください。

⑤飲み薬を飲んでも症状が和らがない

ドラッグストアには様々な痔の薬が売られていますが、それらの市販薬を使っても症状が改善しない場合は痔ろうのおそれがあります。

痔ろうは細菌感染によって引き起こされる病気のため、炎症を鎮める成分や痒みを鎮める成分では根本的な原因を取り除くのは困難です。

病院を受診して、抗生物質など必要な薬を処方してもらいましょう。

痔ろうの治療法

では、痔ろうになったらどうすればよいのでしょうか?

答えはひとつ……

病院を受診する

しかありません。

痔ろうは市販薬では治せない

痔ろうは、放っておくと肛門の機能を失うこともある病気です。

市販薬で様子を見る・漫然を市販薬を使い続けることで症状が悪化してしまうことがあります。

現状、ドラッグストアなどで購入できる市販薬で痔ろうを治すことはできません。

J子
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市販薬は基本的に切れ痔・いぼ痔のための薬なので、痔ろうが疑われる症状が見られたら、市販薬に頼らずに医師の診察を受けましょう。

痔ろうかも?と思ったら早めに病院へ

痔ろうかもしれない、と思ったら早めに肛門科か肛門外科を受診しましょう。近くにない場合は、外科・消化器外科でも診察可能です。

いきなり肛門科や肛門外科を受診するのはハードルが高いのであれば、かかりつけの医師に相談し紹介状を書いてもらうのも良いでしょう。

痔ろうを放っておくのは百害あって一利なし!

軽い痔ろうであれば、おしりの穴が自然に塞がることもあります。しかし、治ったからといって医師の診察を受けずに様子を見るのはおすすめしません。

再発しやすくなる

痔ろうを根本治療せずに放置すると、再発しやすくなります。また、膿を出すための管が枝分かれすることで、おしりの内部の毛細血管や括約筋がダメージを受け、肛門の機能が衰えることがあります。

複雑になると治療に時間がかかる

何度も再発を繰り返して複雑化した痔ろうは、治療が難しくなります。完治するまでに長い時間がかかるので、痔ろうになったら一度の手術でしっかり完治させることが重要です。

まとめ「痔ろうは早期発見・早期治療が大切」

今回は痔ろうの初期症状について紹介しました。

痔ろうチェックリスト
①おしりにしこりがある
②肛門が痛む
③発熱がある
④肛門から膿が出てくる
⑤飲み薬を飲んでも症状が和らがない

痔ろうは、早期発見・早期治療が何よりも大切です。

他のタイプの時に比べて生活の質に及ぼす影響も大きいので、痔ろうかもしれないと思ったら早めに病院を受診して、適切な治療を受けましょう。

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